2011年8月31日水曜日

新潟 十日町



原始感覚美術 2011 最終日

第2回目の原始感覚美術祭は幕を閉じました。
どんな内容でどんな展開があったのかはなかなか言葉にしにくいですが、
その一端を写した写真で報告させて頂きます。

雪囲いの作品も終了
裏側にも仕掛けがあった


田中基さんの縄文夜話

最終日を飾る素晴らしい時間

原始感覚の話は尽きず

浅井裕介くんの作品
雪雄子さんの舞踏ワークショップ

ハスの沼にて

ハスの花



2011年8月23日火曜日

金沢での展示から

展示は無事終了しました。観に来てくださった方々、応援してくださった方々ありがとうございました。

どんなだったか展示の様子を報告します。
場所はおしゃれな東山茶屋街のそばにある天保から続く高木糀商店さん。いまも現役で糀をつくり、味噌をつくり、甘酒もつくっています。私はここで塩糀という新しい調味料も知りました。現在使っていますがなかなかどうしていいもんです。
そんな中での展示はすでにある糀屋さんの魅力にのっかる感じで楽しくやりました。
ではどうぞ。
これはぐうぜん糀菌が黒板についたもの

味噌桶のフタ

絵皿

写真の一列

豆や米を炊く現役の釜

DMも一列





ということでした。
また追って他の作品を紹介させてもらいます。

2011年8月15日月曜日

不思議を目指す

不思議とは「なんだか・よく・分からない」気持ちに形容できる言葉だと私は思っています。まったく分からないのではなく、半分くらいは分かりそうで、残りは分けないまま置いておくような...そんな気持ちを覚えることは、日常を過ごすうえで、ときどきあるのではないでしょうか。でもまったく“覚えがない”方もいるかもしれません。また“つねに”不思議を感じている方もいるかもしれません。そんな 中で私としては“ときどき”を推奨したいのです。

不思議を覚えないということは「だいたいのことは分かる、分からないこともいつかは分かる」の考えに近いかもしれません。しかし分かることで得られる意味ばかりで身の回りを固めてしまうと本質的に理解できない他人や無意識を抱える自分という「生もの」が扱いづらくなります。逆につねに不思議を感じている方にとって、意味を共 有することが前提となる社会生活はスムーズにいかないでしょう。そ のため私は余地を残した“ときどき”が適当なのではないかと考えます。分かる/分からないだけではなく置いておけるような感じで「なんだか・よく・分からない」を大切にしたいものです。

そしてそんな不思議から得られる「なんだか・よく・分からない」の構造を、絵の中に、活動の中に用いていくことを目指します。置いといた部分にまだ知らない宝箱があるかもしれないからです。秘密の 宝箱を探求することと宝箱そのものをつくりだす運動は気持ちが燃え上がります。

ということで明日から展覧会をします。

2011年8月9日火曜日

茂木健一郎氏/トークイベント 原始感覚美術祭 2011

トークものとしては珍しい神社の舞台という会場で、しかも真横は激しい雷雨の最中、さらにテーマなどの枠組みも決めていない異例なイベント。

しかしそこは歴史ある連中。縦横無尽に自由な授業を展開していた茂木さんの授業(東京芸術大学講義室と上野公園飲み 2003-)の薫陶をうけた連中が数多くいるイベントです。結果、必然、この日のイベントも熱を帯びたような盛り上がりを見せました。


















@海ノ口上諏訪神社 舞台
2011年8月7日

原始感覚美術祭 2011

杉原信幸 × 山形淑華 マツリ - Prayer in a lake -」 @古民家Y邸
2011年8月7日 原始感覚美術祭より









2011年8月5日金曜日

個展をやります 2011


原始感覚美術 2011

原始感覚美術祭に参加しています。これは長野県大町市の木崎湖畔を中心に開催している展覧会です。期間は2011年7月30日(土)から8月29日(月) まで。

この展示で私は旅館あたらし屋さんの雪囲い(豪雪地域ならではの防雪の囲い!横棒は一個飛ばしで置かれ格子状の形をしている)に、異なる形状の横棒を入れ込んで、かつそこに壁画を制作しました。鮮やかな雪囲いになりました。

他にも大勢の作家が出品しています。またイベントもあるのでよかったら観に来てください。抜群にきれいな湖はやはりいいものです。

現物はまたちがう質感があります。